限界2011年01月08日 23:43

昨日、帰宅してから、睡眠4時間とメシ以外は、ほぼ版画を作成していたんだが、さすがに集中力の限界。
もう疲れた。

前かがみの姿勢がずっと続いたので、腰が痛くてかなわん。
腰を触ると、ガチガチに固まってて、指先で押してコリをほぐせる状況じゃないぞ。
親指を曲げて関節の外側で、ぐいぐい押すと、ちょっとマシだが、とてもほぐせやしない。

しかも、こんだけ頑張って、やっと彫りがほぼ終わって、各版木の位置調整に入ったところとは。

1版目を彫るのに、時間がかかるのは分かっていたんだけど、やっぱり20時間ぐらいはかかったな。
しかも、今回は絵を手抜きしてあるんだが。

1年ぶりの版画作成で、よくもこれだけの時間集中して作業したもんだと思う。
この集中力が、仕事でも発揮できればいいんだがな。

主版作成中2011年01月06日 01:07

主版

主版という、線部分の版を今から彫ろうってところです。

下絵をコピーして、コピーした紙を絵が下になるように版木に糊で貼り付けます。
私が使っているのは、昔懐かしい「やまと糊」。
今でも、ちゃんと売ってます。
版木に糊を塗る際に、ゴム製のへらがあると便利です。

だいたい一晩放置して、糊が乾燥したら、貼った紙を裏から剥いでいきます。
ただし、全部剥ぐのではなく、最後に薄皮一枚残すようにします。
実際は、剥ぐのではなく、指でこすって削り取るという作業です。

このとき、指をちょっと湿らせるのですが、あんまり湿らせると、糊がとれてしまって、せっかく貼った紙がズルリと剥がれてしまいます。
線が描いてある場所が剥がれると、また紙を貼りなおしです。

たいてい、1回か2回は失敗するので、あらかじめ版木に4枚の紙を貼っておいて、失敗したら次の紙で再挑戦するようにしています。
そうしないと、また紙を貼って、乾燥させるのに時間がかかるので。

うまく紙を削って、絵が出てくれば、次は彫りに入ります。

ようやく下絵完成2011年01月01日 21:52

ようやく、2011年の年賀状の下絵が完成。

描き慣れている人なら、アイデアさえあれば半日もあれば、描けるんだろうが、こっちはそんなに絵を描いているわけではないので、大変です。

描いてみて、うーむ、小学生か己は?
というような絵になるので、ビックリである。
その絵を騙し騙し、少しずつ「見れる」絵にしていく。
しかし、そう簡単にはいかないんだな。
何度、描いても、ダメなもんはダメだ!!

まったく、やってられるかい!

と思って、不貞寝しては、もそもそと起き出して、再び鉛筆を握る、というのを何度か繰り返す。
イメージしたポーズが描けない場合は、諦めてポーズを変えてみたりする。
すると不思議なことに、ごく稀に何の偶然か、それなりの絵が描ける瞬間がくる。
そうなったら、ここぞとばかりに集中して描く!

ふぅ。
と一息ついて、別のモノを描こうと思ったら、また描けなくなっているんで、またイチから繰り返し。

なんともまあ、効率が悪いことをやってるんだか。


毎度、思うんだが、家にコピー機が欲しい。
縮小・拡大・反転まで出来るのがいいな。
とはいっても、そんなものを家に導入する計画はないので、あきらめてコンビニでコピーします。
おかげで元旦だってのに3回もコンビニのお世話になってしまった。
同じ店に何度も行くのは、なんかイヤだったので、わざわざ違うコンビニに行ってきました。

ちなみにコンビニのコピー機には反転機能がないので、ローテクでトレッシングペーパーを使いました。

はて、いつ完成するのやら。

2010年賀状「トラの威を借るキツネ」2010年01月14日 18:27

2010年賀状「トラの威を借るキツネ」

ようやく完成です。
あとは、宛名を書いてポストへ投函するだけなのですが、それが面倒臭い。
完成して、自己満足したんで、もうどうでもいいかな~。



トラを従えて、偉そうに歩いているキツネ。
しばらくすると、トラがキツネの肩をトントンと叩きました。
「ねぇ、あっちのタヌキとどっちが強い?」
タヌキだぁ~、と思ってキツネが振りかえると、そこには恐竜を従えたタヌキが・・・

そんな場面ですね。


最初は、恐竜じゃなくて、クマにしようかと思ったけど、クマじゃインパクトに欠けるし、そもそもクマとトラはどっちが強いのか、よー分からん。
どうせ、出すならトラよりも強いヤツじゃないと。
ライオンとトラだと、トラの方が強いしな。
で、ふと思いついたのが恐竜です。


「トラの威を借るキツネ」をネタにしようと思った時から、タヌキは必ず出すつもりでした。
偉そうにしてるキツネvsタヌキというストーリーは、外せなかったからです。

他のアイデアとして、後ろからタヌキがやってくるのではなく、正面からトラをいっぱい引き連れてやってくる。
というものがあったんですが、そんなにトラを描いてられんので、却下。

他には、キツネの前からリスやウサギ、ネズミにサルなんから逃げているんですが、キツネの後ろのトラは実はタヌキが化けたもの。
これも、逃げる動物達を描くのが面倒だし、そんなもん版画にしたら版数が増えてしまって、自滅しそうなので、これも却下。

で、妥協しつつ描いたのが、今回の絵です。


背景の空はあえて、刷ってません。
理由の一つは面倒ってのがあるのですが、それ以外に、空を埋めてしまうと、息苦しくなりそうだったのが理由です。
グラデーションをかけて、きれいな空の色が出せるのであれば、刷ってもよいのですが、あいにく、そこまでの技術もやる気もありません。

あとは、何もない空間が好きってのがあります。
これは、西洋人には理解しがたい感覚らしいのですが、隙間があることで、バランスがよく見えるということがあります。



「トラの威を借るキツネ」ってことわざだっけ、故事成語だっけ?
まあ、なんでもいいけど、こういうすでにストーリーが出来ているものって楽だわ。
一コマ漫画風の絵を描こうとすると、その場の状況を絵で説明しなきゃならんので、それが結構大変だったりする。
しかし、今回のようなものだと、絵からバックグラウンドを理解してもらえるので、その分の説明が不要になります。
当然、「トラの威を借るキツネ」だと分かってもらえる絵にする必要はありますけどね。

2010年賀状20版目2010年01月12日 23:20

2010年賀状20版目

面倒な版が一つ終わりました。

今回は広い緑色の部分を刷ったんですが、ある程度の広さになると、版木に絵具をのせるのに、手間がかかります。
絵具が多すぎず、少なすぎず、ムラの無いようにしていくので、一枚刷る度に版木の絵具をキレイに塗っているような感覚です。

この程度の面積になると、刷ったときの水分でハガキが反ってしまうので、刷り終わったら、雑誌に挟んで、その上に重しを載せてやる必要があります。
まったく、面倒なヤツだ。

100円バレンと、ベアリングバレンを併用しているんだが、やっぱりベアリングバレンは刷ってると紙がずれます。
私としては1ミリずれたら、やる気を無くすぐらいに、ズレは致命的です。
最終的に全部の版を刷ってみないと結果は分かりませんが、何枚かは失敗していることでしょう。
全部失敗してたら、どうしよう・・・・

ベアリングバレンのクセをまだつかみきれていないのですが、どうやら円を描くようにすると紙がズレやすいようです。
円を描くように刷るのではなく、上下または左右に動かすようにした方が比較的ズレが少ないように感じます。
時間とやる気があれば、いろいろパターンを試して、刷り方とその結果をまとめるところだけど、そんなもんはないので、いきあたりばったりで、適当に刷ってます。