静岡ガンダム2010年09月23日 00:17

静岡のガンダム後姿

自宅の相模原から、チャリで静岡までガンダムを見に行ってきました。
別に、どうしようもなくガンダムが好きってわけでもなく、ただ分かりやすい目印がガンダムだったというだけです。

家を出たのが、何を血迷ったのか昼の11時過ぎ。
9月も半ばを過ぎているとはいえ、猛暑だった今年の残暑は無茶苦茶厳しい。
ちょっとは涼しいもんかと思って、なめてました。
走ってられるかい!!って天候を恨みたくなるぐらいに暑い。


静岡に抜けるには、定番の箱根駅伝1号線ルートを通ることにします。
しかし、箱根の坂はそれなりにキツイ。
何年も前に行ってみて、自転車を押して登った経験がある。
とはいっても、坂昇りが大好きな人種にとっては、箱根の1号線は、物足りないし、車が多くてつまらない場所らしい。

その前にどうやって小田原または1号線に出るかだが、相模原からだと平塚まで南下するか、246号で酒匂川まで出るのが知ってる道です。
けど、今回はちょっと道を変えてみました。
246号の伊勢原辺りで南下して、小田原厚木道路の側道を通ったんですが、ここが走りやすい。
ほとんど車が通らないし、見通しはよい、さらに信号も少ないと、いいことずくめです。
ただし、途中で側道が切れてなくなってました。。。
側道は小田原厚木道路の南北両側にあって、南側はなかったんですが、ひょっとしたら北側は続いていたのかもしれません。
金目川で県道63号にちょっと移動して、軽くアップダウンして、しばらくすると1号線にぶつかります。

この時点ですでにサドルの接触部分が痛くなってきた。
まだ、3分の1ぐらいしか走っていないんですけど。。。
パットなしのパンツは失敗だったか?

しばらく1号線を走り、小田原市に入ったあたりで、暑さに完全にやられて動けません。
これは、本気でやばいかも。
残り100キロぐらいはあるし、しかも箱根の昇り付き。

とりあえずは、ゆっくりでいいので進むことにします。

箱根の昇りに入ってしばらくしたら、さっさと自転車を降りて歩くことにしました。
まだ軽いギヤは残っていたけど、ここで無理して脚を使いきることは避けたかったのです。
そして、芦ノ湖に着いた頃には、いい具合に日が暮れかけてました。
やばい、かなりペースが悪い。

その後も少し昇ったあとで、ようやく下りに入ります。
日もとっくに暮れている状況でのダウンヒルです。
これが、アホほど怖い。
昼間ならいいんだろうけど、夜はダメです。
ところどころ街灯の無い区間があり、かつ車が常時横を走っているわけでないので、明るい場所から真っ暗な場所へと状況が突然変わります。
前照灯はつけているものの、あまりにも非力すぎて、目が慣れるのに時間がかかります。
そんな道を時速40キロぐらいで下るのは、かなり危険です。
よって、夜下るには、
・道を良く知っている。
・自動二輪なみのライトを装備する。
・危険を承知で、下っている車と同じスピードで走る。
のいずれかを選べるようしておいた方がよいでしょう。
私のように、何も知らずに無策で下ると、いい具合にスリルを味わうことになります。

下ってしまえば、こっちのもので後はひたすらに、1号線または東海道を通って、西に向かえば、やがて静岡へと到着します。

注意しなきゃならないのが、1号線の途中がなんたらバイパスになっていて、自転車では通れません。
有料道路ではないので、突っ切ればなんとかならないこともないかもしれませんが、残念ながら自転車は通れないんで、東海道か自転車道を通るようにしましょう。

途中、休憩しようと思って自転車を降りようとしたら、右のモモがつってしまいました。
そんなに酷使したつもりは無いんだけどな~。

なんだかんで、目的の東静岡駅に到着したのが、0時ぐらい。
ここまで13時間。距離にして160キロ。
予定では140~150キロだと思ったんだが、ちょっと遠かったな。

で、ガンダムはというと、さすがにライトアップは終わってました。
ついでに、イベントがあるらしく、周りが囲われてて近づけません。

いったんガンダムは後にして、その日はネットカフェで宿泊。

翌朝、再びガンダムをちょっと眺めて、家路へと急ぎました。

帰還2010年09月23日 21:24

駿河湾沿いの自転車道、広い。。。
静岡からの帰りは、基本的には来た道をたどって戻ります。

1号線を通って、清水まで行き、そっから名前を忘れたけど、自転車道を通って、行けるところまで行きます。
この自転車道、清水から富士に向かうと、1号線を走る車と逆走するような配置なので、向かい風がすげー。

自転車道はやがて終わりをなくなるので、そのまま東海道に入ります。
ところどころアップダウンはあるものの、急坂ではないので、あんまり問題ありません。

東海道をだらだらと走っていると、富士川の手前でピストバイクに追い抜かれました。
都内に生息しているピストバイクとは違い、トラックレーサーという意味のピストです。
後ろから見てると、上半身が全然ぶれてません。軽く流しているんでしょう。
と思ってたら、もう1台ピストに抜かれました。
今度の人がまた凄い、後ろから見ると、背中が見えません。いくら前傾しているとはいえ、普通は背中が見えるんですが、その人は腰があって、その向こうに後頭部が見えるだけ。

富士川を越えたあたりで、身体にいろいろと問題が出てきました。
左手、左右の足の裏、ケツ、右腰が痛い。
ついでに、胃酸の出すぎか胃が痛い。
だましだまし、のんびり帰るしかないな。

県道163号という海沿いの道を走っていて、休憩していると海と163号の間にある松林の中をママチャリが何台か走っているのを見かけました。
163号は日陰が無くて、かなり暑い。
松林は日陰があるけど、道が悪いかもしれない。
とりあえず、涼を求めて、松林へと行ってみました。
案の定、道は舗装されてません。
まあいっか、と思ってちょっと進むと、海の方に、白い壁のような堤防が見えます。
ちょっと、気分転換に海でも見ようとして、上がってみると、そこは立派な歩行者・自転車道。
広い、アホほど広い。
画像を見てもらえれば分かるけど、上にも下にも普通車が対面通行できそう道がずっと続いている。
こんな道があるなら、早く教えてよ~。
途中でピナレロに乗った人と喋りながら走っていたら、沼津に到着。
ピナレロの方は、来た道を帰っていきました。

沼津で、おいしい海の幸でも食べようかと思ったんですが、胃が食べたくないなどと言うので、せっかくここまで来たのにと思いながらも、沼津を後にします。

沼津からは箱根越えはせずに、県道11号を通って熱海を抜けて小田原へ向かうことにします。

しかし、途中で道を間違えて、ちょっと遠回りしてしまいました。
県道11号の上り始めにセブンイレブンがあったので、ここで軽く昼飯にして、ボトルに水分も補給しておきます。
ここが最後のコンビニっぽいので、補給する人は忘れないように。

坂の傾斜はたいしたことはないのですが、いかんせん疲労がありすぎ。
とても、自転車を漕いで登る気にはなれません。
なので、えっちらおっちらとハイキングすることに。
しかしまあ、暑い。
なんでこんなに暑い。熱海に抜ける道は日陰がほとんどありません。
まったく、なんてこったい。

途中休憩しても、体力が回復しているようには感じられません。
これは、やばいな。
ちゃんと家に帰り着くんだろうか。

ちなみに県道11号は途中で道が分かれてて、北側のルートが熱海峠と呼ばれてます。
そんな峠なんて行ってられるかい!ってんで、私は南の少しでも楽そうなルートを通りました。

どうにも登り終えたら、鷹ノ巣山トンネルという1キロを越えるトンネルがあります。
こいつがまたどうしようもなく、自転車向きではありません。
ヘロヘロの身体で、車道を行く気がせずに、歩道を通ったんですが、歩道のコンクリがボロボロです。これ通っても大丈夫なのか?と思うぐらいにボロい。
そして、ところどころに水が染み出てます。これが水だけならいいんですが、水と一緒に砂も流れてきているのか、それとも車の撒き散らす砂が集まったのか分かりませんが、ところどころがドロの山状態。
ドロの中に何かあってバランスを崩すかと思うと、自転車に乗ったまま進む気にはなれず、降りて歩いてきました。
かといって、車道を通れば良かったかというと、車道は車道で色々問題ありです。
致命的なのが幅が狭い。そして、車が真横をかっ飛ばしていく。あの狭い隙間でトラックの風なんて受けたくありません。
普段から、あそこを自転車が走っていれば、車も多少を気を遣ってくれるのでしょうが、ほとんど自転車が通らない道なので、車もそのつもりで走っていると思います。
おまけに道が悪くて、路肩はデコボコしてます。これは、鷹ノ巣山トンネルではなく、その先にあった短いトンネルの話ですが、きっと鷹ノ巣山トンネルも似たようなもんでしょう。
あそこを突破する一番の方法は、1キロタイムトライアルと思って、時速50キロ以上を出して一気に突き抜ける。これに限ります。それで事故っても知りませんけどね。
そういえば、トンネル内にしおれて黒くなった花がありました。

トンネルを抜ければ、熱海まで一気にダイブできます。
感覚でしかありませんが、熱海側の坂の方が急です。
エンジンブレーキかけろっていう注意書きがあちこちにあり、ブレーキが効かないときのための、ジャンプ台のような緊急退避ゾーンがあります。
そして、自転車にとってウザイのが、白線。白線に細かい凸が付けられているのです。あれは邪魔だった。

熱海まで到着するともうちょっとかというと、そういうわけでもありません。
熱海から135号を通っていくんですが、これが予想外だった。
海沿いなので、平坦かと思いきや、アップダウンがあるんだわ。
普段なら、なんてことなしに登れる坂なんですが、それがかなりキツイ。

真鶴あたりで、有料道路が終わって135号と合流するところから、大渋滞。
しかも、車はちんたらだらだらと進むのが、ウザイ。
止まるなら、止まってろっての!
こっちは、路肩を抜けていくんだけど、路肩が微妙に走りにくい。
ところどころ、進行方向と同じ向きに段差があって、そいつにタイヤをとられて何度かバランスを崩しました。
その段差が、白線に隠れて見えないもんだから困ったもんです。
オートバイのように太いタイヤか、MTBのブロックタイヤならさっさと行けるんだろうな~。

135号を通って、小田原に到着し、今度は1号線で平塚へと向かいます。
そして、平塚から129号を通って厚木へと、ヘロヘロになりながら向かいます。


ここまでくれば知った道なんですが、ここで今まで通ろうとして、何度か迷ったことしかないルートを選択しました。
小田急の海老名から相武台前の南に抜けるルートです。なんでか、上手く辿り着かないんだよな~。
なんの根拠もなしに、今度は大丈夫だろうと思って、チャレンジすると見事に迷いました。
しかも、迷い込んだ先で、今回の最大斜度と思える激坂に遭遇。短いとはいえ20%あるんじゃねえのか。

どうにかこうにか知った道に出て見ると、身も心もボロボロ。
家まであと数キロってところで、へばってしまいました。
15分ほど休憩しても心拍数は100ぐらいから下がりません。

このまま休んでいても、体力は回復しないと判断して、嫌がる身体に鞭打って帰ってきました。

距離は170キロ。休憩時間込みで16時間の長丁場でした。

エゴな自転車乗り2010年09月25日 22:48

自転車がエコだからイイという風潮があるが、いまいちそれに納得していない。
自転車という乗り物が受け入れられるのは、嬉しいのだが、そこにエコという単語が入ると、なんかおかしいと思ってしまう。
そもそも私は、自分勝手な理由で乗ってるわけで、エコだとか全く意識していない。どっちかというとエゴだわな。

エコなどという理由を持ち出さずに、楽しいから乗ってる。他に適当な移動手段が無いから利用している。それでいいではないか。


一番エコっぽくないのが、自転車レースや、なんとかライド等の走るイベント。(ショップ系の練習会は除く)
あれって、どう考えても大半の人間は、現地へ行くのに、自走以外の方法で移動している。
それが電車やバスといった公共交通機関を利用しているのならいいのだが、自家用車って人が多いだろう。
自転車を乗るために、わざわざ車で移動する。
どう考えてもエコじゃなくて、エゴだろ。

別に自転車のイベントを否定する気は無くって、そういう場所に行く人は、自転車がエコだとは発言してほしくないものです。
全然エコじゃないけど、面白いから走っていると堂々と言えばいいじゃないかと思う。

私のようなことを言い出すと、それを言ったら、他のスポーツも一緒じゃないかとなるけど、まさにその通りで、人の集まるイベントってのは、基本的にエコじゃないわけです。
よって、自転車が卑屈になる必要もなければ、エコだと宣言するのも変なわけ。

どうしても、エコな自転車イベントをやりたければ、参加資格を「現地への移動及び帰宅手段を自走のみ」にすればよい。



そして、最近のスポーツバイクには軽量化のためにカーボンパーツが多用されています。
マニアな世界とは恐ろしいもので、数グラムを軽量化するために、カーボンを使用したパーツに数千~万単位のお金をかけています。

一部のオタク的な人が、アルミフレームやクロモリフレーム、さらに変人になるとチタンフレームなんてものを愛してしますが、そういう例外を除くと、カーボンフレームが良いという暗黙の了解が出来上がっています。

そのカーボンなんですがリサイクルできないんだよね~。頑張ったら、リサイクルできるのだろうけど、おそらく費用対効果がすげー悪いので、粉砕して燃やすんだろうな。
アルミやクロモリなら、金属なので溶かしてしまえば、比較的再利用もできるんですが、炭素繊維と樹脂じゃダメでしょ。
うちにもカーボンフレームの自転車がいるけど、最終的には焼却場の燃料ですな。

カーボンがリサイクルできるかどうか知らずに、そういうものを買うあたりが、エコロジストとしての底が浅いわけです。
エコのために自転車に乗っているぜ!っていう人はぜひとも、木製・竹製・麻製などの天然素材フレームに乗ってほしいもんです。
(木・竹・麻、どれにせよ、固定に接着剤や樹脂を使っているわけで、金属部分だけを外して、土に還るかというとちょっと疑問はある、特に樹脂)


自転車乗るのにエコなどというええカッコし~な理由はいらん。
楽しいから、運動になるから、実用的だから、車が嫌いだからなどエゴな理由で堂々と乗れば良い。それが、自転車乗りだと思う。